黄金黒糖

こんにちは😊


皆さんもよくご存知の黒糖、

今日は、

お店で使わせて頂いている黒糖のお話です。


先日、千葉の東金でサトウキビを育て、

黒糖を生産する平原さんを訪ねました。

千葉でサトウキビを育て始め18年。

親子でやられています。

見せて頂いた畑のさとうきびは身長を優に超え、

3mくらいまで大きく育ち

まるで沖縄や南の地域の様な

圧巻の風景が広がっていました。





南関東の千葉と言えど、

冬には大霜や雪も降る地域。

有名産地の沖縄や、種子島の現地でも

慣行栽培が主流のなか

「体に入れるものだからなるべく自然に」と

頑なに農薬は使わずに

有機栽培で育てられています。

当初は、

「南国の植物が千葉で栽培できるワケがない」

と、周囲からは冷ややかな目で見られていたそうですが、

5年の試行錯誤の末、

土壌環境の改善や自然淘汰の中で

千葉の気候に適応していったそうです。

300年も昔、

砂糖がまだとても貴重な時代★

江戸城の敷地内でも

サトウキビが栽培されていたと文献に記されているそうで

それを考えると、

千葉で栽培が成功したのは

温暖化の影響よりも、

平原さんの惜しみない努力が

サトウキビを復活させたのだと思います😌





雑味がなく体にす~っと馴染む。

なのに複雑な旨味が口の中に広がる。

南のそれとは違う東金産の「黄金黒糖」★

大事なのは産地ではなく

「人」なんだなと

改めて感じた時間でした☺️